【救命講習】

 

1.救命講習


先日、金沢市消防局主催の救命講習を受講しました。今回はその様子やその場で学んだことを少しだけお話させていただきます。

外構工事では、重機を扱った土木工事、高所で剪定等の作業を行う造園工事、またサンダーやノコギリ他危険な道具を使用する工事を行います。現場では、細心の注意をはらっておりますが、稀に事故やケガが起こることもあります。夏になると、熱中症などの危険もあります。
つい先ほどまで元気にしていた人が突然、心臓や呼吸が止まってしまった場合、倒れてしまった場合焦らずに対応できるでしょうか。
そんな万一に備え、救急車が到着するまでの間に行う心肺蘇生(胸骨圧迫)・人工呼吸・AEDの使用方法などの一次救命処置の講習を受講しました。

 

2.心肺蘇生(胸骨圧迫)、人工呼吸


救急車が到着するまでの全国平均は約9分。金沢市は全国平均より2分早い7分。7分はかなり早いと感じましたが、脳は心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、3~4分以上そのままの状態が続くと回復することが困難になるようです。
私は今まで、心肺蘇生(胸骨圧迫)とは心臓の動きを回復させるものだと思っておりました。今回受講し、それが誤った認識だったとわかりました。正しくは、心臓が止まっている間、血液を脳や心臓に送り続けることが重要であるとのことでした。心肺蘇生を行うことにより、命が助かる可能性が倍になるようです。
今回は実際に人形を使用した実技も学んできました。

 

3.AED


近頃、コンビニや街の至るところでAEDを見かけることが多くなりました。実際に使えるかと聞かれると、知識もなく自信がありませんでした。心臓が止まったらAEDを使用して、電気ショックを与えて心臓を動かすものだと思っていました。しかし、それも誤った認識でした。
心臓が止まる原因の一つに、心臓がブルブルと細かく震える「心室細動(しんしつさいどう)」であることが少なくないということです。この場合できるだけ早く心臓に電気ショックを与えて、心臓の震えを取り除く(除細動)ことが重要です。AEDは心室細動の場合、使用できます。逆にいえば、心室細動以外では使用できません。しかしながらこのAEDには素晴らしい機能があり、コンピューターによって自動的に心室細動かどうかを調べて電気ショックが必要かを判断し、音声メッセージで指示をしてくれます。手順も案内してくれるので、一般の方でも簡単に扱うことができます。いざという時に素早く行動ができるよう、AEDがどこにあるかあらかじめ知っておくことも非常に重要だと感じました。最近ではインターネットでも設置場所がわかるようです。→AED設置場所

 

4.感想


一次救命講習の知識とすぐ行動する勇気があれば、いざという時に人の命を救う手助けができることが今回の講習でわかりました。現場では事故が起きないよう細心の注意をはらって進めていきますが、気持ちを再認識する良い機会となりました。興味のある方はぜひ、参加をおすすめいたします。