野々市市の金工大生向けアパート外構工事【集学館/株式会社絹川商事様(rooms)】

ーCONCEPT-
株式会社絹川商事様が手掛ける金工大生向けデザインコンセプト賃貸住宅「集学館(https://www.kinukawashoji.com/shugakukan/resident.html)」の外構・エクステリアトータルデザインをさせていただきました。集学館は、学問への高い志向性を持っていた明治時代当時の「学び舎」を再現した洋館スタイルの物件です。グリーンのモールで装飾された壁面が目を引く洋風な佇まいにマッチするよう、明治時代の雰囲気をコンセプトとしてご提案させていただきました。真っ白な門塀が出迎えるエントランス、集学館こだわりの方位マーク、洋風の建物とマッチしたレンガと学び舎から見通せるテラスコーナーなど多くのこだわりが詰まった、唯一無二の空間が出来上がりました。
デザインパース図
大規模かつイメージコンセプトが確立されているものであったため、何度もお客様とお打合せ・ご提案を繰り返し納得のいくものとなりました。
エントランス・目隠し塀
エントランスには、左右に白い塗り壁の門塀、目隠し機能としてフェンスを設置しました。白い塗り壁は建物の白と緑色に調和するデザインとしました。また明治時代の建築物のイメージと近づかせるため鋳物アイアンフェンス(三協アルミ:キャスタイル1型)も用いることで、全て塗り壁で囲うデザインよりも圧迫感が無くなり、コストを抑えることができました。
エントランスのスロープにはレンガ(東洋工業:シリスブリックペイブ)と平板(東洋工業:カルムペイブ 300×600)を用いました。明治時代の建造物は、西洋から伝わった「石」の要素が強いことが特徴です。ナチュラルで重厚感のある平板に、レンガでアクセントをつけ、まとまったデザインとなりました。
集学室前アプローチ・ステップ
集学室は、集学館に住む学生さんが集い学ぶスペースです。そんな集学館のシンボル的スペースである集学室前のステップは、レンガ(東洋工業:シリスブリックペイブ)を基調としました。スロープでも用いたレンガと同じものを選び、カラフルですが全体的に統一感の生まれるデザインとなりました。
園路
園路にはこだわりの白いガーデンライト(タカショー:エクスレッズハイポールライト)を施工しました。園路の端に必ず設置することで、集学館の街灯的役割を果たしています。エントランスをくぐったすぐ両脇にも設置してあるため、夜遅くに学校から帰った際でも安心して自分の部屋に入ることができます。ガーデンライトも建物の白と緑に調和するよう、真っ白なガーデンライトを選び全体的に統一感のあるデザインとなりました。
入ってすぐ両脇には、学生さんの入学をイメージした桜(ソメイヨシノ)も施し、春には綺麗な桜を見ることができます。
テラス
テラスは集学室の裏手に位置し、集学室の大きな窓から見通せるようになっています。窓から出てすぐの場所へウッドデッキ(タカショー:タンモクウッドデッキ)設け、本物の天然木でイメージを崩さないようにしています。
またその先には築山(庭園などで、山に見立てて石または土砂を盛りあげてきずいたもの)を配し、集学室の窓を開け放つと正門から築山まで見通せるようになっています。そんな築山には、10種類以上の樹木や植物(イヌマキ、エゴノキ、ヤマボウシ、シャラの木、ケヤキ、シイノキ、コハウチワカエデ、ヤマモミジ、アオダモ、サザンカ、サツキ)を植え、立派な庭園となりました。季節ごとに色味が変わり、四季を感じ楽しむことができます。
方位マーク
方位マークは一番施工が難しかった場所です。方位マークのデザインも一から考案させていただき、納得のものが完成しました。タイル(INAX:グラヴィナ)等を用い、「N」のマークの方向が実際の北の方角になるよう施工しました。
絹川商事様、この度は株式会社あてにてプランニングから施工までご依頼をいただき誠にありがとうございました。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
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